「建設業ISOあるある」からの脱却
2022.01.28
弊社のISO9001とISO14001の定期審査が終わりました。ISOとは「業務改善の仕組」なのですが、正直入札対策のためだけのものになっている、そんな弊社のジレンマに対し審査員さんから参考書を紹介して頂きました。この本によると「実は日本の会社は、審査のための準備をしなくてもほぼ95%は適合している」そうです。なのに、ISO専用の「〇〇台帳」「〇〇記録簿」の山/審査前には残業をして書類のチェック&押印/測定器として巻尺・コンベックスまで管理/正常に使えるレベルを審査のために校正に出す(以上は全て弊社の実例)、そんな本来はISOが要求「していない」ことに振り回されています。この状態から抜け出し、会社と社員の成長のためにISOを使いこなすことに今年は挑戦してみたいと思います。2冊の本はISO担当者なら目から鱗が落ちるような内容ですので、ぜひお勧めです。